ルチルクォーツとラビットヘア(ルチル)クォーツについて

こんばんは。
サルオです。

本日は秋色カラーのガーデンルチルクォーツ/ラビットヘアクォーツ11ミリブレスレットを紹介させて頂きます。

★【限定1本】ガーデンルチルクォーツ/ラビットヘアクォーツ　11ミリブレスレット　内径:約17cm　34,100円（税込）★
オンラインショップにて販売中！

このブレスレットは「/」で区切っている「ガーデンルチルクォーツ(ブラジル産)」と「ラビットヘアクォーツ」の2つの天然石が入ったブレスレットです。

まず、ガーデンルチルクォーツにつきまして、この天然石はガーデンクォーツの中にルチルが内包した珍しいビーズです。
ガーデンクォーツ部分はよく見かけるガーデンクォーツで内包物はクローライト(和名：緑泥石)です。
では、ルチルと聞くとやっぱり気になるのが、内包物が本当にルチルなのかというところですね。

そこのは写真を見ながら考えておきましょう。
拡大した写真がこちら。

ルチルかどうかの前にどれがガーデンルチルクォーツでどれがラビットヘアクォーツなのか説明しなければいけませんね。
上の写真で皆さんも考えてみて下さい。

チッコチッコチッコ・・・

はい。時間です。

正解は下の写真で赤〇を付けたものが「ラビットヘアクォーツ」でそれ以外のビーズがガーデンルチルクォーツです。

確かに、ぱっと見は似ているかも知れませんが、よく見るととっても分かりやすいですね。
なぜならガーデンとなる「クローライト」が入っているから。

クローライト(緑泥石)は”もこもこ”とした苔のようになってる鉱物です。
これが水晶の中に入っているものがガーデンルチル、ないものがラビットヘアクォーツクォーツです。

ラビットヘアクォーツは角閃石グループの鉱物で水晶の中にとても細かい繊維状の結晶が内包するのが特徴です。
しかし、実際のこのブレスレットを見るとガーデンルチルクォーツのルチルは細め。

そうなると、この両者の区別をつけるのが難しくなってきますよね。

★【限定1本】ガーデンルチルクォーツ/ラビットヘアクォーツ　11ミリブレスレット　内径:約17cm　34,100円（税込）★
オンラインショップにて販売中！
そこで登場するのがLEDのひかり強めのライトです。
ルチルの特徴は光の反射率がとても高く、ギラつくような輝きを見せてくれます。

下の写真を見えてもらうとルチルかラビットヘアを区別するのは一目瞭然だとおもいますよ。
まずは通常の光で撮影した写真がこちら。

この写真だけ見ると真ん中ものはラビットヘアクォーツと想像出来ますが、その右隣のビーズが迷いそうですね。
それでは光を当ててみます。

光と当てると真ん中のラビットヘアクォーツの両サイドのビーズの針状の内包物が強く輝いているのが見えますよね。
つまり、この両サイドのビーズはルチルなのです。

鉱物には屈折率や比重、硬度などそれぞれ固有の特徴を持っていますので、そういう知識を貯めていくことも天然石を楽しむ方法の一つだと思います。
勉強は大変ですけどね。
こうやって、実物を見ながら楽しく覚えていきたいものですね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

石の音ブログ