内包物の考察回です。マニハール産ヒマラヤ水晶クラスター 

こんばんは。
サルオです。

いつの間にか桜が満開になってましたね。
今年は例年以上に季節を肌で感じていない気がしますが、そろそろ登山を再開して自然の景色を感じてきたいと思います。

それでは本日はマニハール産のヒマラヤ水晶クラスターを紹介させて頂きます。

★【限定1石】マニハール産ヒマラヤ水晶クラスター H:3.5cm,W:10.0cm,D:5.7cm ,135g 22,000円(税込)★
オンラインショップにて販売中!!

この水晶の産地:マニハールはインド北部のクル地方にある村の名前でヒマラヤ水晶の産地として知られています。
特に以前ブログの中でも紹介させて頂いたヒマラヤルチルクォーツやアナテースといった鉱物が水晶と共生しているものがあるところが特徴的です。

そういえば以前モリコさんがブログに書いていましたので、マニハールについて興味のある方はこちらもご覧になって下さいませ。
マニハール村の写真や実際に水晶がとれる鉱山の写真、産出されたばかりの水晶の写真などが載っていてとっても興味深い内容になっていますよ。

>>ブログ「ヒマラヤ山脈の人々」はこちらから

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今日紹介させて頂くヒマラヤ水晶クラスターは水晶部分の透明感があり、水晶部分の照りも良いため全体的にキラキラと輝いて見えるのが特徴的です。

しかし、もっとも特徴的な部分はここ!

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何か黒い鉱物が水晶の中に入っているのが分かります。
先にマニハール産のヒマラヤ水晶はルチルやアナテースと共生しやすいとお話しましたが、
これはそのような鉱物でしょうか。

ルチルは有名なのでどんなものか分かりますが、アナテースはちょっとイメージがつかないかも知れませんよね。
ということで、アナテースがこちら

アナテース付きヒマラヤ水晶クラスター
(※今日紹介しているものではございません)

このように水晶の表面についていて光を当てると強い金属光沢で輝く鉱物です。
強く輝くのはルチルと同じ成分で結晶構造の異なる天然石ですので、納得出来ますね。

では、今日紹介しているヒマラヤ水晶に内包している黒い鉱物もアナテースなのでしょうか。
もう一度見てみます。


明らかに違うように見えますね。
アナテースの場合、コロンとした立体的な結晶になっていますが、この黒い内包物はデンドリチッククォーツのような内包の仕方をしているように感じます。

そして、強い光を当てて観察すると黄緑色っぽいような色に見えます。
下の写真が強い光を当てた写真です。


実際に鑑別したわけではないため推測ですが、上の写真を見る限りクローライト(緑泥石)ではないかと思われます。
しかし、全てが緑泥石という訳ではなく、上の光を当てた写真をよく見てもらうと緑色に見えないところもありますよね。

黒だけでなく、赤色に見えるところもあります。
それが下の箇所です。


この部分は鉄系の鉱物でヘマタイトやレピドクロサイトではないかと思われます。
このようにヒマラヤ水晶は内包物でも楽しませてくれる原石が多いイメージですが、その中でも今日紹介させて頂いているものは、やや特殊なヒマラヤ水晶と言えるのではないでしょうか。

サイズ的には少しはみ出ますがブレスレットの浄化としても使える手のひらサイズのヒマラヤ水晶となっております。

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もう一つの特徴としては虹か見えることです。
虹を撮影するのは苦手なので上手に撮影出来ていませんでしたが、ここで虹を見ることが出来ます。

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う~ん。虹をとるのは難しい。

今日は透明感・照り・内包物・虹を楽しめる欲張りなヒマラヤ水晶のご紹介でした。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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