もはや丸ビーズとしては珍しいスフェーンビーズのご紹介

こんばんは。
サルオです。

本日はスフェーンのビーズを紹介させて頂きます。

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※こちらのスフェーンのビーズは全体的に引っかかる箇所があるためアウトレット価格となっております。

絶対に気付かなかったと思うのですが、
先々週の僕が出演したインスタライブにスフェーンの写真が写っていたのが分かりましたでしょうか。
その写真はドイツのミュンヘンミネラルショーの時です。

それは上のようなビーズではなく、スフェーンの原石です。
インスタライブからその写真が載っているところを探すのはすごく大変だと思いますので、
その写真を下に掲載させて頂きます。

写真のタイトルはスフェーンを探せ!です。


見つかりましたか?

実は「スフェーン」とは書かれていません。
スフェーンはこの鉱物の宝石名です。
そして、ここは鉱物の標本として売られているので、「鉱物名」が記載されております。

これは大ヒントになるかも知れません。

最期のヒントです。
画像を拡大してみます。


この写真に写っている文字は3つ

左から
・RUTILO
・EMAITE
・TITANITE

実はTITANITE(チタナイト)は鉱物としての名称で、宝石としては「スフェーン」と呼ばれているのです。
つまり、チタナイトとスフェーンは同じ鉱物で、和名は「くさび石」や「チタン石」と呼ばれています。

画像が荒くて実際どれがスフェーンなのか判別することは難しいのですが、下の赤え印をつけた原石の母岩部分ではなくて、
母岩の上についている小さな結晶がスフェーンです。


これを見るといかにスフェーンの結晶小さいか想像出来るかも知れません。


画像が荒くてよく分かりませんが、スフェーンの結晶は「くさび」のような形状をしているため「くさび石」と呼ばれています。

下の写真は過去のブログで紹介したスフェーンの結晶です。
この尖っている形が「くさび」のような形状に見えます。


何が言いたいかというと、大きな結晶にならないから、
なかなかビーズにならないのです。

さらにいうと、スフェーンは光の分散度かめちゃくちゃ高いのです。
そのため、このスフェーンは光を通すと虹色にキラキラと輝いて見えます。
そのことからもビーズよりもカットが施されたルースになることがほとんど。

だからこそ、丸ビーズが貴重な存在になっていますよ。

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※こちらのスフェーンのビーズは全体的に引っかかる箇所があるためアウトレット価格となっております。

最後に余談です。

TITANITE【チタナイト(スフェーン)】と一緒に写真に写っていた「RUTILO」と「EMAITE」という鉱物について。

この鉱物が何か分かりますか?
これも海外の「買い付けあるある」なのですが、英語に見えて英語じゃないのです。

だから、この鉱物名を本で調べても出てきません。
なぜならこれは「イタリア語」だからです。

おそらく販売していた業者さんがイタリア人だったのでしょう。

「RUTILO」の英語は「RUTILE」つまり「ルチル」です。
「EMAITE」の英語は「HEMATINE」つまり「ヘマタイト」です。

海外ミネラルショーの時は常に英語で石の名前が記載されているとは限らないこともあるのでご注意を!

最後までご覧頂きありがとうございました。

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