こんばんは。
サルオです。
寒いですね。
全国的に寒い日が続いていますが、以下がお過ごしでしょうか。
私は、こたつに入って・・・と言いたいところですが、妻がこたつ嫌いのため今年はまだ出せておりません。
こたつを出せるタイミングを計り続けていると、もう1月が終わってしまいそうです。
それでは本日は珍しい勾玉を偶然見つけましたので、紹介させて頂きます。
★【限定1石】ドロマイトwithゴールデンルチルクォーツ 出雲型勾玉 16ミリ 7,700円(税込)★
オンラインショップにて販売中!!
本当に偶然見つけたんですよね。
在庫の入っている棚から1個だけ無作為にとったものがこの勾玉でした。
最初にこの勾玉を見た時「おっ!ガーデンルチル!」と思ったのですが、
よく見るとガーデンには見られないような規則的な形の結晶が見えるではないですか。
上の写真を拡大してみます。
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六面体のなっている結晶が見えますよね。
はっきり言って、拡大した写真だからはっきりと分かりますが、ルーペがないと普通のガーデンのように見えます。
特に若干老眼が入ってきた僕の肉眼では気付くことが出来なかったでしょう。
インクォーツ系の鉱物を見るとついついルーペで中を覗きたくなる性分なので、ルーペで覗いたことで気が付くことが出来ました。
やっぱり、ルーペって偉大ですよね。
ルーペがあるだけで鉱物を数倍楽しむことが出来ます。
持っておられない方は是非所持されることをオススメします。
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四角形をした六面体の鉱物がおそらくドロマイトです。
ドロマイトはカルサイトグループの鉱物で性質もカルサイトにそっくりなため肉眼で判断するのは難しいです。
今回は過去に鑑別に出して「ドロマイトを内包した水晶」と出たものに似ているため「ドロマイトwith」としていますが、カルサイトの可能性もあることご了承頂けますと喜びます。
ちなみに、ドロマイトがむき出しの状態だったらカルサイトかどうか簡単に調べることが出来ます。
その方法は「サンポール」
「いち、に、酸に効くサンポール」でお馴染みのトイレ用洗剤のサンポールを使います。
サンポールは成分に塩酸が入っています。
その塩酸さんによって「勢いよく溶ける(発泡する)」のがカルサイト、
「ゆっくりと徐々に溶ける(発泡する)」のがドロマイトです。
なぜそのような違いが出るのかは高校生の化学で勉強する「イオン化傾向」によるものです。
高校生の時の勉強・・・あまり思い出したくないですね。
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このようなドロマイトが内包しているゴールデンルチルクォーツは一緒に置いてあった20~30個の勾玉の中では見つかりませんでしたので、おそらく貴重な存在なのではないかと思います。
そして、このゴールデンルチルクォーツの勾玉にはもう一つ特徴があります。
それは、上の写真を見て頂くと分かります。
実は、別の箇所にも入っています。
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ヘマタイトから放射状にルチルクォーツが伸びた太陽ルチルを見ることが出来ます。
上の写真は上半分の朝日のようの太陽ルチル。
2枚上の写真のほうも半分太陽ルチルになってますね。
これも肉眼ではなかなか気づくことが出来ないので、
すごいな!ビズリーチ!・・・間違えました。
すごいな!ルーペ!
ということで、ルーペ業界の回し者かのように宣伝させて頂いたところで、
本日のブログを終わりたいと思います。
ちなみに、少なくとも10倍以上に拡大出来るルーペがオススメです。
最後までご覧頂きありがとうございました。