(新作勾玉！) スギライト南アフリカ産出雲型勾玉

こんばんは。
サルオです。

今月はラリマーに続きスギライトの勾玉出来上がりました！
ラリマーもスギライトもどちらも三大ヒーリングストーンとして有名ですよね。
この三大ヒーリングストーンの勾玉が同じ月に販売出来たことを非常に嬉しく感じております。
そして、今回はオンラインショップ先行販売となりますので、店舗でのお買い物を楽しみにされていた方、もうしばらくお待ちくださいませ。

明らかに最近はスギライトを見かけなくなりました。
それは、中国で人気が出たことが理由の一つだと聞いたことがありますが、とにかく価格が高騰している天然石なのは間違いないかと思います。

前回のスギライトの勾玉は2020年10月のことでした。

それから約2年半が経過し、やっと原石を見つけることが出来ました。
その原石から製作したスギライトの勾玉がこちらです。

スギライトの特集ページはこちらから

前回のスギライトはクレイジースギライトと呼ばれるような特徴的な模様をしたスギライトが多かったですよね。
今回は全体的に重厚感のあるダークカラーのスギライトが特徴的です。

ちょっとスギライトっぽくないかも知れませんが、携帯電話のLEDの光のような強いライトに当てると紫色が分かりやすくなりますよ。

そのため、オンラインショップの商品詳細ページの写真には強い光を当てて撮影した写真も掲載しておりますので、ご参考にして頂ければと思います。

それでは、30ミリサイズの１番から紹介させて頂きます。

★【数量限定】スギライト出雲型勾玉　30ミリ①　南アフリカ産 41,800円(税込)★
オンラインショップにて販売中！！

これは光を当てていない状態です。
全体的に黒っぽい色味の中で赤みや紫みがあるのが分かりますでしょうか。

この色の違いをはっきりと見るために、光を当てた写真がこちら。

★【数量限定】スギライト出雲型勾玉　30ミリ①　南アフリカ産 41,800円(税込)★
オンラインショップにて販売中！！

どうですか。
色味が分かりやすくなりましたよね。

この勾玉からも分かるようにスギライトは岩石として産出されるため、100％スギライトだけの製品は難しいのです。
今回も出来上がって勾玉を鑑別にだし、スギライトであることは確認しているのですが、マトリクス・マンガン・スギライトという鑑別結果でした。

マンガン・スギライトはマンガン成分を多く含んでいるスギライトのことで、南アフリカ産のスギライトはほとんど全てこのようなタイプのスギライトです。
そして、マンガンを含むために紫色になっているという特徴を持っています。

少し話は逸れますが、スギライトが世界で最初に発見されたのが日本であることは有名です。
最初の発見者の一人である杉氏の名前をとってスギライトと名付けられたこともよく知られています。

しかし、この最初に発見されたスギライトは僕らのよく知る紫色のスギライトではなく、黄褐色をした小さな結晶で、とても同じ鉱物だとは思えないくらい見た目の形状が異なるものでした。

そういったスギライトと区別するために、また、マンガンという金属元素を多く含んでいる特徴があることから「マンガン・スギライト」と呼ばれているようです。

また、「マトリクス」という名称について、これは他の鉱物もたくさん混ざっていますよ。というニュアンスで思って頂ければと思います。

混ざっている鉱物で代表的なものと言えば、ブラウナイト(ブラウン鉱)、パイロルーサイト(軟マンガン鉱)、クォーツ(石英)、チャート(角岩)などがあります。
ブラウナイトやパイロルーサイトは黒い金属光沢のある色味をしていて、白い部分がクォーツ、チャート部分は色々な色があると思われますが、酸化鉄鉱物(ヘマタイトなど)を多く含み赤～赤茶色をしているところもチャートです。

続きまして、30ミリサイズ2番目の勾玉です。