ブルーエンジェルラダークォーツ16ミリビーズ

おはようございます。
サルオです。

本日はブルーエンジェルラダークォーツのビーズを紹介させて頂きます。
実はこのビーズ、光りを当てなければ弊社が定番品として扱っているクラックもインクルージョンも全くない水晶のビーズとそっくりなんです。

一見すると「普通の水晶ビーズ」なんですが、下の写真のように光りを当てることで信じられないものが浮かび上がります。

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左上の方に格子状の青白い光りが見えますでしょうか。
この青白い光りこそが「エンジェルラダー」、「天使の梯子(はしご)」と呼ばれております。

この現象が、まるで天界へと繋がっているはしごのような、そんな印象を与えるので、そのように呼ばれているそうです。

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そして、このビーズの一番の特徴は、エンジェルラダーを邪魔するクラックやインクルージョンが全くないことです。

そのため、この特殊な光りを存分に見ることが出来ますよ!

それにしても、どうしてこのような光りが出るのでしょうか。
以前天然水晶の見分け方として水晶の偏光性を利用した方法を紹介させて頂いたことがあります。
そのお写真がこちら。

水晶をこのようにしてみると、、、
下の写真のように見えます。

これが、偏光性を利用した天然水晶の見分け方ですが、エンジェルラダーもこの水晶の偏光性のために起きている現象かと思いましたが、違いました。

ここからがエンジェルラダーの説明となります。
少し難しいのですが、宜しければ下記の説明をご覧頂けますと喜びます。

このエンジェルラダー、実は正式名称は『ディスロケーションクォーツ』と言います。ディスロケーション(dislocation)とは日本語で『転位』を意味し、科学の分野で結晶の構造に欠陥があり、そうでないところの境界が線状になっているものを指します。

少し難しいですが、水晶の成分であるSiO2はSi(珪素)にO(酸素)の原子が2つくっついた形をしていまして、それが手を伸ばしたかのように繋がって規則正しい格子状の構造を作っているのですが、その格子の一部が抜けていたり、別の成分が紛れ込んだりして欠陥が起こることで転位は起こります。

例えばアメジストはSiO2に鉄イオンという不純物が入り放射線が浴びた事による格子欠陥なのです。

このエンジェルフェザークォーツはその格子欠陥が水晶の成長中に起きたもので、結晶が成長がしていく過程でなんらかの原因により原子配列に欠陥が起こり、構造に問題がない部分との間に線が生まれる事で発生しているようです。

格子構造に沿うように発生するため、単純に縦横無尽に入る訳でなく、楔状や蜘蛛の糸、一定方向に斜線のように入ったりとなんらか幾何学的な規則性をもちます。
そして青色に発色する個体もあれば、そうでない個体もあり、破壊検査による成分分析を行っても、その青く光る部分のみを取り出すことができず、どんな成分が原因で青くなるかが今の科学技術をもってしてもあまり解明できていないのですね!

続きまして2番目です。

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こちらもクラック・インクルージョンが全く見えない水晶のビーズです。
そして、紹介させて頂いているビーズはスポットライトのような強い光りを当てて撮影しております。

このエンジェルラダーは見る方向によって色々な形を楽しむことが出来ますので、お持ちの方は是非くるくると回しながらご覧下さいませ。

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それにしてもビーズのように小さいものでもこの「エンジェルラダー」があるということに驚きです。
普通の状態では見ることが出来ないものなので、そこをピンポイントでビーズにしているのだとしたら、すごい技術ですね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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