国引きの大地、煌めく出雲鏡石

おはようございます。
サルオです。

本日は出雲鏡石を紹介させて頂きます。

えっ、既に販売されているのに、今さら!?と思われるかも知れませんが、今日はこれまでに案内している内容とは違ったお話をさせていただきます。

この石について、個人的に気になっていたことがございました。
しかし。正直に言いますと新しい石ですのではっきりしていないことが多く、それをお話するための確証が得られておりませんでしたので、その準備期間を頂いておりました。

そして色々分かってきたことがございましたので、その話をさせて頂きます。

あっと、その前に出雲鏡石という名前を初めて聞く方もいらっしゃると思いますので、説明についてのリンクを貼らせて頂きます。

・特集ページはこちらから⇒ https://www.anahitastyle.com/view/page/kagamiishi

そして、この出雲鏡石を使って作られた勾玉のお写真がこちらです。

★【限定1石】 出雲鏡石勾玉 50ミリ 45,360円 (税込)★
オンラインショップにて販売中!!

そして、僕が気になっていたのは、7つの鉱物が入っているって、どの部分がどの鉱物なんですか?ということです。
その点を分かった範囲で説明させて頂きます。

説明にあたって原石を鏡面磨きしたものがございますので、それを元に説明させて頂きます。
下の画像をご確認下さい。

全体像はこんな感じです。
それぞれ、拡大して見ていきましょう。

○斜長石

写真の中心部分の少し透明感がある若干褐色がかっているところが斜長石です。
長石といえばムーンストーン。
写真の斜長石自体はムーンストーンのようなシラーを持っていませんが、少しだけ説明させて頂きますと、
ムーンストーンはオーソクレース(正長石)とアルバイト(曹長石)の組み合わせからなる宝石です。
しかし、この斜長石系の鉱物で曹微斜長石(アノーソクレス)にもムーンストーンのような立派なシラーを持つものもあります。

○石英

無色透明で有名なですね。
水晶のように綺麗な結晶になっておりませんが、透明感のある白っぽいな色合いをしております。
見た目では上記の斜長石と難しいのですが、サルオ的には斜長石の方が光に対して鈍い反射をするため、なんとなく想定することが出来そうです。

○角閃石

この黒い縦長な鉱物が角閃石です。
角閃石はグリーンルチルクォーツの内包物として有名ですし、ネフライトを構成する鉱物としても有名ですよね。

○チタン磁鉄鉱

この中心で光り輝いているものです。
全体で見るとかなり小さいものですが、分かりやすいように思います。

この白くキラキラ輝いている部分がチタン磁鉄鉱です。
特徴的な金属光沢の影響で光っているように見えるんですね。

その他、緑色黒雲母、カリ長石、海緑石は緑色を構成している鉱物で、肉眼では区別をつけることが出来ません。
それこそ、顕微鏡レベルで見なければ分からないようなものになります。

他種の鉱物を含むことで同じものが二つとない面白い模様を作り出してくれる出雲鏡石は絶賛オンラインショップで販売中です。
ちなみに、石の意味は「生命力を高める・心に安らぎを与える・人間関係を良好にする」となるそうですので、縁結びの地「出雲」らしさも良いですね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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