「黄色い水晶」=「シトリン」or「レモンクォーツ」?・・・だけじゃないんですよね

こんばんは。
サルオです。

本日はアイアンプレシピテート・クォーツの丸玉を紹介させて頂きます。
おそらくほとんどの方がアイアンプレシピテート?ってなっていると思いますので、そのあたりも説明させて頂きます。

アイアンプレシピテート・クォーツがこちら

★【限定1石】アイアンプレシピテート・クォーツ55ミリ丸玉 ブラジル・バイーア州産 27,000円(税込)★
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いや、、、
シトリンでしょ!

そう、見た目はほぼシトリン!

でも実は・・・シトリンではないんですよね。
シトリンとアイアンプレシピテート・クォーツ、どちらも黄色い色をした水晶です。
見た目もかなりそっくりです。

では違いは何?ですよね。
皆さんも考えてみて下さい。

違う角度からみてみます。

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全ての方向から見てみると色ムラがあることが分かります。
シトリンは色ムラがありましたっけ?

下の写真はシトリン原石の写真です。

シトリン原石 ブラジル産(加熱処理)

シトリンも色ムラはありますね。

それではアイアンプレシピテート・クォーツを拡大して見てみます。


なぜ黄色くなっているか分かりました。
理由は丸く薄い円形のシミのような鉱物。
これが原因で黄色く色ついているのです。

つまり、シトリンとの違いは発色原因の違いです。

シトリンの発色原因は水晶の中に含まれる微量な鉄イオンが水晶の結晶の一部を欠損させることが要因です。
その要因により紫色(アメジスト)になるのですが、そのアメジストに加熱処理を施すことで鉄イオンの状態が変化して黄色になります。

つまり、水晶自体が黄色になっているのです。

しかし、アイアンプレシピテート・クォーツは水晶にあるクラック等の隙間に黄色い鉱物が入りこむことで水晶全体が黄色に見えているのです。

その黄色い鉱物が何かというと鉄の水酸化物です。
鉄の水酸化物というとライモナイト、レピドクロサイト、ゲーサイトなどがあります。
色的には主にライモナイトではないかと思いますが、そういった鉱物がクラックに入り込むことで全体がシトリンのように黄色くなっているのです。

アイアンプレシピテート・クォーツの「アイアン」は鉄、「プレシピテート」は沈殿という意味で、鉄を含んだ鉱物が水晶の隙間に沈殿した水晶という意味です。

そしてこのアイアンプレシピテート・クォーツの何がすごいかというと、シトリンのように「全体に色づいている」というところです。

通常のライモナイトインクォーツのように「ライモナイトが内包しているところだけ色づいているように見えるわけではない」というところが、すごくないですか?

実はそうではないかと思っていましたが、確信がなかったので鑑別書も取っております。
そのためこちらの商品は鑑別書付きとなっております。


ブログの中で書かせてもらった説明がこの鑑別書にも記載されてますよ。

ここからは余談です。

昨日のブログで冬の三瓶山に登った話をさせて頂きましたが、
冬山の雰囲気と綺麗な景色が撮影出来ましたので紹介させて頂きます。

僕の記念すべき冬山初登山です。

これが登山道です。
登っている時はちゃんと帰れるのか超不安。

そしてこれが頂上(男三瓶山)


足跡からも分かるように頂上には10人くらい人がいました。

これが頂上からの風景です。
下界には全く雪がないのに、ここにだけ雪があるという不思議な景色を堪能出来ました。

僕の地元の有名人「植村直己」さんに少しでも近づけたような気持ちで嬉しくなりました。

ただ、超寒かったし、怖かったのでもう雪山には登らないかも・・・

最後までご覧頂きありがとうございました。

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