【コラム】ロジャリーだけじゃない!ダイアナマリア鉱山産発光フローライト

こんばんは。
サルオです。

本日はイングランド・ダイアナマリア鉱山産の発光フローライトの結晶を紹介させて頂きます。

イングランド産の発光フローライトと言えば過去にロジャリー鉱山産のものを紹介させて頂いたと思います。
そのロジャリー鉱山産の発光フローライトに勝るとも劣らない、むしろ見た目では産地の判断が出来ないほど綺麗なグリーンカラーのフローライトです。

そして、発光具合も遜色つけがたいのです。

それでは、ブラックライトの光を当ててみましょう。

全体的に濃い青色に光っています。
フローライトは和名で蛍石と言って、まさに蛍光するのが特徴ではありますが、全てのフローライトが蛍光するわけではございません。

蛍光性も個体によって様々ですが、ダイアナマリア鉱山産のフローライトはかなり強力な蛍光性を持っているのが特徴ですよ。

ところでロジャリー鉱山とダイアナマリア鉱山の関係性ってどのようなものなんですかね。
見た目も蛍光性も近い特徴を持っているということは、やはり、お互いの産出地も近いのではないでしょうか。

ということで、両者の位置関係を調べてみました。

ダイアナマリア鉱山
Diana Maria Mine, Stanhope, County Durham, England, UK

ロジャリー鉱山
Rogerley Mine, Stanhope, County Durham, England, UK

どちらもイギリスのスタンホープという町なのでかなり近い位置関係にあるようですね。
見た目がそっくりなのも納得出来ました。

ちなみにスタンホープは正確には村になるようで、2019年の推定人口が1,600人でしたので、イギリスの中でもかなり田舎町のようですね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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