ビーズやブレスレット、勾玉にもなっているロードクロサイトの原石

こんばんは。
サルオです。

ロードクロサイト(インカローズ)のビーズって高品質なものは赤色の単色で縞模様がございません。
しかし、そのようなロードクロサイトはごく一部でほとんどのロードクロサイトには特徴的な縞模様がございます。
そのようなロードクロサイトの原石って意外と見かける機会が少なくないですか?

そのため、ビーズになっているようなロードクロサイト原石をイメージして頂くために、本日はアルゼンチン産のロードクロサイト スタラクタイトを紹介させて頂きます。

★【限定1石】ロードクロサイト スタラクタイト アルゼンチン産 H:0.8cm,W:3.2cm,D:0.9cm,6g 41,800円(税込)★
オンラインショップにて販売中!!

スタラクタイトとは鍾乳石という意味です。
鍾乳石とは「鍾乳洞の天井から水滴が落下するときに、溶存する炭酸カルシウムが晶出して天井からつらら状に成長したもの。
洞床から上方に向かってタケノコ状に成長したものを石筍(せきじゅん)という。」と出てきました。

写真で見るとこのようになります。

※この写真はスペイン・マヨルカ島にある鍾乳洞の写真ですので、ロードクロサイトの産地とは異なります。
鍾乳石のイメージとしてご覧ください。

すごい幻想的な景色ですね。
そして天井から岩石が垂れ下がっているのが分かります。
出来方としては冬場に寒い地方で見かける氷柱(つらら)と同じ原理です。
ただし、鉱物の成分を含んだ鉱液が沈殿して出来ているので、とんでもなく長い年月をかけて出来上がっています。

鍾乳石と石筍

アルゼンチン産のロードクロサイトはこのように鍾乳石として形成されているのです。
その証拠がこの原石。

★【限定1石】ロードクロサイト スタラクタイト アルゼンチン産 H:0.8cm,W:3.2cm,D:0.9cm,6g 41,800円(税込)★
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面白いですよね。
ロードクロサイトの成り立ちが分かるとっても素晴らしい標本かと思います。
そして、少しずつ少しずつ大きくなっていくので年輪のような縞模様になる理由も納得出来ます。

秋芳洞など基本的に鍾乳石は石灰岩ですので、鉱物としてはカルサイトやアラゴナイトになり、成分でいうと炭酸カルシウムになります。
しかし、そのカルシウムがマンガンに置き換わることでロードクロサイトに変わりますので、鍾乳石としては珍しいタイプです。
また、著作権の問題で鉱山の写真を載せることは出来ませんが、鉱物のデータベースからアルゼンチン産のロードクロサイトの産出写真を見ていると、上の鍾乳洞のような幻想的な光景ではなく、いかにも鉱山という感じでしたので出来方としては鍾乳石状で間違いないのですが、ここまではっきりと鍾乳石の形を残しているのも珍しいのではないかと思われます。

ちなみに、この原石はめのや出雲大社店にて販売中です。
オンラインショップでもご購入頂けますし、実物が気になる方は是非ゴールデンウィークのご旅行でお立ち寄り頂けますと喜びます。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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