珍しい勾玉を見つけましたシリーズです。デンドリチック南紅めのうの勾玉

こんばんは。
サルオです。

本日もたまたま見つけた珍しい勾玉を紹介させて頂きます。

先々週のドロマイトインゴールデンルチルクォ-ツの勾玉もそうなのですが、

本当に「何か面白い勾玉あるかなぁ~」って探していたわけではなく、
たまたま偶然見つけた一品ですよ。

そう考えると各店舗にある勾玉の中にも。もしかしたら隠れた一品が存在するかも知れませんね。

それでは南紅めのうの勾玉の中から見つけたデンドリチックアゲートを紹介させて頂きます。

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デンドリチックとは
和名;忍石(しのぶいし)
植物の化石のように見えるところから模樹石(もじゅせき)とも呼ばれています。

石の中に見える水墨画のような模様が特徴で天然の芸術品を眺めているような、そんな魅力をもっています。
デンリティックともデンドライトともいいます。

上の写真からもデンドリチックの片鱗が見えていますよね。
さらにはっきりと見える角度から撮影した写真がこちら。

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かなりはっきりとしたデンドリチックが見えますよね。
しかし、この写真はストロボの光を当てているため、はっきりと見ることが出来ますが、
実際の蛍光灯下において肉眼で見ようするとここまではっきりと見ることは出来ません。

肉眼でこのデンドリチックをはっきりと見るためには、石を目線より高く上げて透かして見るか、
後ろから光を当てて見ることで模様がはっきりと見れるようになるのです。

下の写真は後ろから光を当てて、左右斜めの角度から見た写真です。


南紅めのう自体赤色をしているため、デンドライトを見つけにくくしています。
しかし、めのう質の部分は光を通しますが、デンドライト部分は光を通さないため、模様が浮かびあがって見えるようになるのです。

ここでデンドリチックについてもう少し詳しく説明させて頂きます。
デンドリチックは「デンドライトになった」という意味ですので、ここからはデンドライトとして説明させて頂きます。

デンドライトの要因となる鉱物は非常にたくさんあります。
そのため、デンドライトは鉱物の名前ではなく、このような模様になっているものを総称して呼ばれている宝石名です。
デンドライトは鉱物のクラックの隙間に別の成分の鉱液が入りこむことでこのような模様が形成されます。

母体となる鉱物も色々ありますが、クォーツとアゲート(めのう)が代表的です。
デンドリチッククォーツ、デンドリチックアゲートって言いますよね。

また、模様を作り出す鉱物については、主にマンガンや鉄といった金属の酸化物であることが多く、
鉱物名でいうと「パイロルーサイト(軟マンガン鉱)」だったり、ゲーサイト(針鉄鉱)がありますが、
識別することは難しいようです。

つまり、このデンドリチックアゲート(南紅めのう)は下の写真の勾玉の下付近から縦にスーっと見えるクラックの隙間に上記の鉱物が入り込んで出来た自然の模様ということですね。

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まさに自然が作り出した芸術品。
南紅めのうの中でも珍しいタイプの勾玉ですよ。

ちなみに、ここで南紅めのうの説明をいれると非常に長いブログになってしまうので、
下のリンクから南紅めのうの説明をご覧頂けますと喜びます。

>>南紅(ナンホーン)めのう 出雲型勾玉のブログはこちら

長くなりすぎないようにと言いながら、余談です。

昨日久しぶりにおでんを食べました。
いやー、うまいですね。
信じられないくらい美味しくてびっくりしました。
やっぱり寒い時期のおでんは最高です。
あまりにも美味しかったから、明日の夜ごはんもおでんです。。

ちなみに、松江おでんというものをご存じでしたでしょうか。

本社のある島根県松江市はその人口に比べておでん屋さんが多くあり、一つの文化になっているそうです。

ぜひ松江にいらっしゃった時にはしじみだけでなく、おでんも召し上がってみて下さい。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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