トルマリンは、大きく分けて約13種類ほどのグループから成る、成分元素がとても複雑に入り混じった鉱物です。
つまり「トルマリン」は石の名前ではなく、鉱物グループを総称した名前。
フローライトのように実に様々な色彩を持ち、その豊富なカラーバリエーションは「トルマリンには全ての色がある」と言われるほどです。
ストレス緩和や健康にも良いと言われるトルマリンが疲れを癒してくれるでしょう♪
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トルマリンのお話
トルマリンの和名は『電気石』。
その名の通り、両端にプラスとマイナスの電極をもち、加熱することにより静電気を帯びます。
古くからさまざまな民族の間で、神聖な儀式にはもちろん病気の治療にも用いられてきました。
ブラックトルマリン
この電気的な性質を発見したのは、アムステルダムの宝石商人といわれており、
日なたに置いてあったトルマリンが埃を引きつけているのを見て宝石商人たちは、その石をタバコの灰を吸い取るのに使用したと伝えられています。
トルマリンの特徴
なんといってもその多彩の色彩です。
トルマリンがこのように多彩な色彩を持つ理由は、大変複雑な化学組成によってできているからです。
成分が微妙に入れ替わったものが多数存在するため、その色彩が多種多様になるのです。
トルマリンは、日本語では「電気石」と呼ばれています。これは地球上の鉱物の中で唯一トルマリンだけが、ある条件下において電気を帯びることができる石だからです。
グリーントルマリン
さらに、科学的な証明はなされていませんが、リラックス効果、疲労回復、体質改善などのヒーリング効果があるマイナスイオンを発生させていると言われています。
また、キャッツアイ効果を見せるものや、パーティーカラーと呼ばれるものも!
パーティーカラーには、2色の『バイカラー』と3色の『トリカラー』があり、結晶を輪切りにした場合も多色性をみせます。
ウォーターメロントルマリン
トリカラートルマリン
色による宝石名
色のないもの | アクロアイト Achroite |
赤から濃いピンク | ルベライト Rubellite |
緑色 | バーデライト Verdelite |
紺青色 | インディゴライト Indigolite |
紫がかった色 | シベライト Siberite |
※これらは宝石名なので、鉱物辞典にはその名が存在しません。
しかし黒色『ショール Schorl』のように鉱物種名が宝石名として使われる場合もあります。
1989年にはブラジルのパライバ州で発見された、鮮やかな水色の輝きを放つパライバトルマリンは、世界3大希少石のひとつ。
パライバトルマリン
採掘量が大変少なく、ダイヤモンド以上に貴重で高額な宝石とも言われているほどです。
トルマリンの意味
心身を浄化し、精神との調和をはかり、安定させ、ストレスから持ち主を守ってくれるでしょう。
また、集中力や理解力を高めてくれるパワーも持ちます。
トルマリンのお清め方法
トルマリンは紫外線を苦手とする石のため、退色を防ぐためにも直射日光を避けて保管してあげましょう。
またトルマリンの最大の特徴といえば、結晶の両端にプラスとマイナスの電極をもち熱を加えると静電気を発生することと言われています。
そのため静電気によりホコリを引き寄せてしまうことがあるため、使用後は柔らかい布で表面を優しく拭いてから保管しましょう。
強く擦らないように取り扱いにはご注意ください。
