遠い昔に生まれてきたものたちを
これから守り伝えていこう
奥出雲町にある古墳からは勾玉、
管玉とともに装身具として
用いられている「切子玉」も一緒に
出土されています。
胴が膨らんだ六角錐形が一般的で
水晶の他に、ガラスやめのうで
作られていました。
現在私たちが思い描く硝子の切子とは
形もルーツも異なりますが、
古代の人もその造形の美しさに
現在の切子を見た時と同じように
心をときめかせていたのだと思うのです。
一七○○年の時を経て、この先
守り伝えていきたい新しい
きりこのかたち。
これは私たちが初めて出会う、
石でつくった出雲のきりこです。
出雲の風土と職人が生みだした出雲きりこ
先人が培ってきた技術や知識の蓄積と現代の技術を融合させ「出雲きりこ」は生まれました。
古代に勾玉と同じく宝物として重用されてきた「切子玉」に思いを巡らせながら、職人は石と語り合うように出雲きりこを彫っています。
これからも時を越えて在り続ける事ができますように。
出雲の風土、伝統を感じてもらえますように。
そして遠く離れているあなたにも届きますように。
天然石だからできること
出雲きりこは切子の技術を用いて製作していますが「天然石に彫る」という点において切子細工とは大きく異なります。
一般的なガラスのモース硬度は4.5~6.5です。
かたや出雲きりこに使用する天然石は、水晶で硬度7、ブルートパーズに至っては硬度8です。天然石によって硬さも靭性も異なるため職人は石ごとに力加減を変えて製作を行う必要があります。
さらにルチルクォーツなど内部特徴のある天然石は同じ力加減で削り続けると針状のルチルの部分と硬度が異なるため、その箇所だけ彫りの深さが均一にならなくなってしまいます。そのため職人は刃物への抵抗を指先に感じながら時に力を加減し、ならすように彫りすすめます。
天然石ならではの遊色効果などその美しい特徴を削ってしまうことのないように。
細心の注意を重ねながら出雲きりこは作られています。
球体に彫る
出雲きりこは「球体に彫りを入れる」ということにもこだわって製作しています。
研磨剤が入った水をあてながら球体に彫りを入れる作業は横滑りが起きやすい。
そのため平面へ彫るのとは異なり、「浅く下削りを行う」というひと手間を入れてからさらに深く彫りを重ねていきます。
天然石にはそれぞれに景色がありそれぞれに手触りが異なる。
だからこそ天然石にしかできないことがあると私たちは考えています。
出雲きりこの装身具
ネックレスやピアスなど、すぐに身につけることのできるアイテムもご用意しています。
お守りのように、いつもそばに。
奥出雲の風景と共に
勾玉と共に切子玉も出土している神話の里、奥出雲。
その奥出雲の古墳の景色を切り取ってパッケージにしました。
どの景色が届くかは届いてからのお楽しみ。
取扱い店舗のご案内
取扱い商品につきましては店舗へお問い合わせくださいませ。
※店舗情報をクリックすると各Instagramアカウントへ移動します。
出雲きりこ期間限定出店のお知らせ
出雲きりこに直接触れていただける巡回展を下記店舗と日程で開催いたします。
天然石の中に広がる景色と美しい彫りの技術をぜひ手に取ってご覧ください。
開催店舗
・瑪瑙屋めのや イオンモール名取店(宮城) Instagram >> @menouyamenoya_natori
・ANAHITA STONES イオンモール春日部店 (埼玉) Instagram >> @anahitastones_kasukabe
開催期間
2025年1月22日(水)~2月2日(日)
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開催店舗
・瑪瑙屋 めのや – イオンモール広島府中(広島) Instagram >> @menouyamenoya_hiroshimafucyu
・瑪瑙屋めのや イオンモール伊丹店 (兵庫) Instagram >> @menouyamenoya_itami
開催期間
2025年2月19日(水)~3月2日(日)