アイオライトサンストーン出雲型勾玉



菫色が柔らかに煌めく勾玉

アイオライトとは、ギリシア語で「ほんのりと紫がかって見える青い石」を語源に「ion(菫色)」 「lithos(石)」を合わせてつけられた名前です。
鉱物の世界では、1813年にこの石を最初に記載したフランスの地質学者ルイ・コルディエの名にちなみ、「コーディエライト Cordierite」と呼ばれています。
アイオライトで特徴的なのは、光に透かしてみると、角度によってその色味を変える多色性。 青から灰がかった黄色に変わる様子から、「ダイクロアイト Dichroite(二色性石)」の別名も存在します。
透明感のある勾玉では、その性質がわかりやすく見られるかと思います。


※動画はアイオライトサンストーンHCを参考に撮影しております。

表情ゆたかなアイオライトたち

今回の勾玉を製作した原石は、変成岩起源のようで、様々な鉱物が散見されました。
まずは「アイオライトサンストーン」。内包するレピドクロサイトが、きらきらと虹色に輝くイリデッセンスを示し、まるで 銀河のような表情を魅せてくれます。アイオライトに含まれる鉄(Fe)が過剰に取り込まれることで形成されたもので、 勾玉の丸みに沿って様々なきらめきを見せてくれます。
菫色と、白~無色のコントラストが表情ゆたかな「アイオライトwithクォーツ」は、水晶、もしくは コーディエライト(ホワイト・アイオライト)を含むとされるもの。
「モスアイオライト」はクローライト(緑泥石)がまるで苔のように共生している、変わり種な勾玉です。
お気に入りの一点を、どうぞ見つけてみてくださいね。



※12月7日(木)20時より販売予定でございます。

アイオライトサンストーンHC


アイオライトサンストーン


アイオライト


アイオライトwithクォーツ



アイオライトサンストーンwithクォーツ / モスアイオライト