ラリマー出雲型勾玉

カリブ海の宝石 ラリマーの歴史
ラリマーの正式な鉱物名は「ブルーペクトライト」。ペクトライトという鉱物は、宝石業界では当初あまり知られた存在ではありませんでした。この鉱物が一躍有名になったのは、1974年、ドミニカで一際鮮やかな青色のペクトライトが産出されたことによります。
現地の宝石商が娘のあだ名“ラリ”とスペイン語で海という意味の“マール”を掛け合わせて“ラリマー(またはラリマール)”という名前で売り出したといわれています。
その後1985年に、アメリカの宝石商が『カリブ海の宝石』と呼んでプロモートしたことからその人気は更に確固たるものになりました。
現在は3大ヒーリングストーンのひとつにも数えられ、衰えることない人気を誇る石のひとつです。
是非この機会にご覧くださいませ。
不思議な空洞部分
今回のラリマーには、無数の巣穴のような、空洞にみえる箇所がある個体が時折存在します。空洞の正体は、ゼオライト(沸石)の断面。

火山性鉱物の空洞(パイプ)内にラリマーが形成されるとき、流れ込んだ珪酸溶液が温泉の“湯の華”のように沈殿成長しこの独特な模様が形成されます。
その組織の間に、ゼオライトが並行して成長している状態です。
その成り立ちから、ドミニカ産であることが証明できる箇所でもあります。
海を思わせる造形美、水面のなりたち
ラリマーの多くは玄武岩や安山岩などの火山性の鉱物の空洞内に形成され、ブドウの粒のように球状に結晶を成長させます。結晶同士が接触するほど大きくなると、その境目が模様になり、水面のようにも見える表情を作り出しています。
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ラリマーは成分にソーダ(Na)を含むため水分に弱い側面があります。
汗水に濡れてしまった際は、柔らかい布でお手入れをしてあげましょう。