こんばんは。
サルオです。
オンラインショップのメールマガジン会員様に送らせて頂いておりましたアンケートにつきまして、
非常に多くの方からご回答頂き、誠にありがとうございました。
そのアンケートの中でたくさんの方からご意見やお問合せも頂きました。
匿名でご記入頂いたアンケートのため、その方へご返信することが出来ませんので、
あさって以降のブログにて回答出来る範囲でお答えさせて頂きたいと考えております。
どうぞ宜しくお願い致します。
それでは本日は清々しいイメージを持つアクアマリンの勾玉を紹介させて頂きます。
まずは今回の勾玉製作に使用した原石のご紹介です。
突然ですが、アクアマリンの原石と言えばどのようなものを想像しますでしょうか。
・・・
ですよね。
六角柱状の結晶を思い浮かべますよね。
例えばこのような
この結晶だけで自然美として完成されているので、削るのはもったいないですよね。
では、どのようなアクアマリンの原石が加工品になるのか気になりますよね。
今回勾玉製作に使用したアクアマリンの原石はこちら
ゴツゴツとした、いかにも「原石」という感じですよね。
この写真は現地から送られてきて原石を買うかどうかの判断材料になったものですが、
正直ちょっと盛りすぎですよね。
綺麗に見せようと”盛られている”のは分かっていただので、実物はもう少し色や透明感が落ちるだろうなという気持ちで仕入れました。
事実その通りではあったのですが。。。
このような原石を勾玉の形に加工するためのまずブロックの形に加工します。
今お見せした写真は今回勾玉になっている現物の画像ですよ。
それでは出来上がった勾玉を見ていきましょう。
30ミリサイズの勾玉のご紹介です。
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10年以上前は定番品としてアクアマリンの勾玉が製作出来ておりましたが、
原石不足で安定して作ることが出来なくなり、現在では単発的に原石が見つかったら作れるという貴重な存在になってきました。
見つかるアクアマリンの原石も色々で、前回はシャイニングアクアマリンという光が反射してシラー効果が見える勾玉があるようなタイプでしたよね。
そして、今回は個体によっては透明感があるようなタイプのアクアマリンです。
この透明感は元々持っていた部分もありますが、樹脂含侵処理により透明感の改善が行われたところもございます。
これは海外でのアクアマリンの含侵処理の技術が上がったことによるものだそうです。
ちなみに、この含侵処理は勾玉に対して行ったものではなく、原石の時点でそのような処理が施されていました。
確かに原石の写真を見ると表面がプルンとした感じに見えますよね。
アクアマリンはクラックの多い天然石ですので、どうしても勾玉に加工された時に表面に細かい傷のようなものが出てきてしまうのですが、
樹脂による含侵処理が施されることでそういったデメリットもある程度解消されるようになるそうです。
限りある資源を活かすということを考えると含侵処理を悪いことではないように感じますね。
続きまして2番目の勾玉です。
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こちらも1番の勾玉と同様に一部透明感があり、一部白っぽい内包物が入っているタイプです。
アクアマリンはエメラルドと同じ「ベリル Beryl」の一種。
微量な鉄イオンによって水色に発色しています。
そしてこの白っぽい部分も形状の違うベリルの内包によるものではないかと思われます。
続きまして、3番の勾玉です。
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こちらのアクアマリンはシャイニングタイプ。
アクアマリンの表面付近に白い内包物が規則的に並んでいるため、その部分が光を反射してキラキラ感が出ております。
前回のシャイニングアクアマリンにも見られたようなタイプのアクアマリンですね。
このように、同じ顔が2つとない、色々な表情や特徴を持ったアクアマリンが揃っておりますので、
ぜひとも下記のリンクから商品詳細ページをご覧頂けますと喜びます。
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アクアマリンは古く、ギリシャ神話では、この石は海底の国に住む海洋神の宝物だったと思われていました。
それが巨大な嵐によって海岸に打ち上げられて発見されたもの、と考えられていたとのことです。
その故事から、“沈まない、浮かび上がる”という縁起がうまれて、現在の海難防止のいわれにつながっているのだとか。
見た目の美しさはもちろん、神秘的ないわれも魅力的なアクアマリン。出雲型勾玉でも大人気な石種です。
お届けできる機会は限られておりますので、ぜひ永くお楽しみいただければと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。