日本最古の歴史書にも登場し、三種の神器のひとつとしても知られている勾玉。
その形は命のはじまりの形、太陽と月が重なりあった宇宙を象徴する形とも云われています。
勾玉には様々な形がありますが、独特な形状をした勾玉には特別な名前が付けられており「丁字頭勾玉」もそのひとつです。
丁字頭勾玉には左右の穴を結ぶように頭部に3本、または4本の刻線が施されています。
この特徴的な文様を刻んだ勾玉は古代、身分を証明するためや同族のしるしとして配布されたとも云われています。
このたび、めのやが継承している出雲型勾玉に出雲きりこの技術を重ねて新たに丁字頭勾玉を製作いたしました。
古代に生まれたこのなんともいえない不思議な造形。
「同族のしるし」は絆を結ぶメッセージとしても受け取れるのではと考えると、古代の人のロマンに触れたような気持ちになります。
この丁字頭勾玉はアナヒータスタイルの他、たまゆら出雲大社店・めのうやしんぐう、そして出雲きりこ巡回展で販売しています。
数に限りがありますので気なる方は早めにチェックしてみてくださいね。

