(新作勾玉！) レインボーオブシディアンメキシコ産出雲型勾玉

こんばんは。
サルオです。

それでは、今年最初の勾玉は・・・レインボーオブシディアンです。
なぜ、オブシディアンなのかって？
それは、古来より、人々の暮らしの中にあった魔を除けるおまもりとしてオブシディアンは親しまれてきました。
そのため、新年最初の勾玉として良いのではないかという思いで作らせて頂きました。

もちろん真っ黒なオブシディアンも魅力的ではありますが、どこか味気ないですよね。
せっかくだから、宝石として楽しみを感じて頂きたいと考え、レインボーオブシディアンに決めさせて頂きましたよ。

※店舗では1月20日(金)発売開始ですが、オンラインショップではこのブログの掲載と共に発売開始となっております。

古来より、人々の暮らしの中にあったオブシディアン。
「黒曜石（こくようせき）」という和名のほうが馴染み深いかもしれません。

古代の人たちはこのオブシディアンを宝石としてではなく、ナイフや矢じりなど道具として使ってきました。
それは石器時代と呼ばれる時代で、約200万年前～3000年前まで。
日本の縄文時代も新石器時代にあたるようです。

その石器時代に活躍した石器こそがオブシディアン(黒曜石)です。
このオブシディアンを使って狩猟を行い、獣の皮からオブシディアンを使って皮をなめし衣類を作ったりしたそうです。

もしかしたら、人の進化はこのオブシディアンによってもたらされたものかも知れませんね。
そう考えると歴史のロマンを感じて楽しくなってきます。

ちなみに、日本のどこでもオブシディアンが産出されるわけではなく、産地から200km以上離れたところからも、他の石器と一緒に黒曜石が発掘されたそうですので、石器時代の人にとっていかに重要なものだったのか想像出来ます。

それでは、ここからは実際に出来上がった勾玉を見ながら説明をさせて頂きます。

まずは、30ミリサイズの勾玉から

★【数量限定】レインボーオブシディアン　出雲型勾玉　30ミリ①　11,000円(税込み)★
オンラインショップにて販売中！！

一見すると真っ黒な勾玉のように見えるかも知れません。
実際は蛍光灯下でもほんのり色づいて見えるのですが、この写真は上から光を当てて、横から撮影しているのでレインボー感が分かりにように思います。

ということで、レインボーオブシディアンの「レインボー」感を見るために強い光を当てて撮影するとこのようになります。

★【数量限定】レインボーオブシディアン　出雲型勾玉　30ミリ①　11,000円(税込み)★
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黄緑色の光の外にピンク色の光が見えますよね。
これがレインボーオブシディアンの特徴です。

今回入荷した勾玉について、光る色は黄緑色とピンク色の二種類が多く、
どちらか一色だけのものもあれば一つの勾玉で2色入っているものございます。

他のパターンも見てみましょう。
それでは30ミリの勾玉の②番です。

★【数量限定】レインボーオブシディアン　出雲型勾玉　30ミリ②　11,000円(税込み)★
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二番目の勾玉は表と裏で色が分かれているタイプですね。
そもそも、なぜこのように色が付くのでしょうか。

ということで、レインボーオブシディアンについて説明させて頂きます。

オブシディアンで良く聞く言葉として、「天然ガラス」という表現をよく耳にします。
これは、その通りで、オブシディアンは溶岩が冷え固まる時に出来た天然のガラスです。

この溶岩は地中でゆっくりと冷え固まったわけではなく、火山の噴火などにより地表に出てくることで急激に冷却され冷え固まって出来た天然石です。
溶岩が急激に冷え固まるさいに微粒子や気泡が出来き、その微粒子や気泡に光が当たることでピンクやグリーン、シルバーやゴールドカラーなど様々な光学的な光が見えるという現象が起きます。
気泡や微粒子の大きさにより色の違いが出ますので、緑のところとピンクのところは溶岩の流れる周期や冷却の温度の差が出たことによるものです。