見た目ほぼ黒なのに実は紫!?パープライトの不思議

こんばんは。
サルオです。

パープライトってどんな石?

名前からして紫色の天然石

突然ですが、グリーンライトという石はご存知でしょうか?
……

ではピンクライトやイエローライトはご存知でしょうか。

……分からない

しつこいようですが、ブラックライトやブルーライトという石はご存知ですか?

……もはや石ではなく光

今あげたそれぞれの色を連想させる名前の天然石は存在していません。

しかし! 名前からストレートにその色を連想させる石があるのです。
それが「パープライト」です。
色はもちろんパープル、つまり紫色ですよ。

そのパープライトのブレスレットがこちら。

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光の違いで変わるパープライトの印象

えっ!
想像していた色じゃない!?

焦らないでください。
確かに通常の蛍光灯下ではかなり黒に近いような色味をしていますが、太陽の光が当たるとこのように変化します。

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上の写真は直射日光にあてた時の写真です。
しっかりと紫色に見えますよね。

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このように紫色に見えるところから「Purpurite(パープライト)」と名付けられ、和名は「紫鉱(むらさきこう)」や「紫石(むらさきいし)」と呼ばれています。

それでは、ここからはパープライトについての説明です。

成分・硬度・結晶系の基本情報

パープライトはブログで初めて書く石種ですので、まずは鉱物データから

成分:Mn3+PO4
硬度:4~4.5
比重:3.2~3.4
結晶系:斜方晶系

リチオフィライトから生まれる二次鉱物

マンガン(Mn)と鉄(Fe)のリン酸塩鉱物です。
パープライトはリチオフィライトが酸化作用を受けて出来た二次鉱物。
リチオフィライトが酸化する過程で成分のリチウム(Li)が抜け落ちてしまい、マンガンが二価から三価に変化したものが、パープライトです。

その時にその中で成分中に含まれるマンガンが鉄よりも多い場合がパープライト、鉄が多い場合はヘテロサイトとなります。
鉄もマンガンもどちらも含んでいる場合が多いため、肉眼でパープライトとヘテロサイトを区別することは難しいように感じます。

※下の写真のビーズはリチオフィライトです。

リチオフィライトのビーズ

マンガンがつくる紫色

パープライトの紫色の要因は主成分にもなっているマンガン(Mn)によるものです。
しかし、このマンガンイオンは空気中の酸素に触れることで酸化していき、二酸化マンガンになります。
この二酸化マンガンはロードナイトやデンドリチッククォーツにも入っている黒い鉱物としてもお馴染みであるようにパープライトの表面も黒く変色していきます。

きれいな紫色を引き出すための酸処理

その黒いものを除去し、綺麗な紫色の発色にするために、パープライトは通常酸処理が施されています。
原石の場合を含め、ほとんどのパープライトは酸処理が施されているようですので、今回紹介しているブレスレットも酸処理が施されております。

もろさを補う樹脂コーティング

また、パープライトは非常にもろい鉱物であることもあり、酸処理をして綺麗な発色にした後に変色を防ぐことや石の補強を目的とした樹脂によるコーティングが施されています。

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そういえば僕が初めてパープライトの原石を見た時は紫色になっているのは石の表面だけで、しかも石の本当に表面部分だけが紫色になっていた印象なので、その原石からどうやってビーズを作ったの?と疑問に思っていましたが、その謎も樹脂コーティングということで納得できました。

最近になってパープライトのビーズやブレス等のアクセサリーがよく出回るようになったのはこのあたりの技術の進化もあったのかも知れませんね。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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