(新作勾玉!)日高ヒスイ出雲型勾玉 北海道・日高町産

こんばんは。
サルオです。

久しぶりの国産石勾玉の登場です。
その名も「日高ヒスイ」の出雲型勾玉です!

まず、日高ヒスイという名前は誤解を与えてしまう可能性のある名称ですので、その説明をさせて頂きます。

日高ヒスイはその名前に「ヒスイ」とついていますが、鉱物としては「ヒスイ(硬玉・ジェダイト)」ではございません。発見当初は日高ヒスイもヒスイだと思われていたようですが、のちにヒスイではないことが分かりました。しかし、産出地である北海道において愛称として日高ヒスイと呼ばれて続けています。そのため、当社でも「日高ヒスイ」という名称を使用させて頂いております。

今回出来上がった日高ヒスイを鑑別に出した結果、鉱物名は「天然パイロクシナイト」、宝石名は「ダイオプサイド・ロック」でした。

パイロキシンという輝石グループの総称があります。
パイロクシナイトはその輝石グループの鉱物を含む岩石ということです。
その輝石グループの鉱物の中にダイオプサイド(透輝石)があり、実際に鑑別した勾玉の中にもダイオプサイドが認められました。
そのため、宝石名が「ダイオプサイド・ロック」(ダイオプサイドを含む岩石)となっています。
岩石を構成する鉱物としてはダイオプサイド以外にクローライト(緑泥石)やサーペンチン(蛇紋石)を伴っています。

例のごとく説明が長いので、「早く商品が見たい!」という方は下のリンクからご覧いただけますと喜びます。
>>商品の紹介はこちらから

日高ヒスイ出雲型勾玉の特集ページはこちら

北海道が生んだ緑の宝石、日高ヒスイ

1966年頃、日高町千栄地区のペンケユクトラシナイ川で発見された緑色の石はヒスイに似ていることから、当時の新聞では 「北海道にもヒスイが眠っていた」と大きく報じられました。
その後、分析が進むにつれ、この石が厳密にはヒスイ(硬玉・ジェダイト)ではないことが分かりましたが、その深く澄んだ緑の輝きと緻密な 質感はヒスイに劣らず、多くの人々を魅了しました。
やがて宝石愛好家や鉱物学者の間で硬玉(ジェダイト)、軟玉(ネフライト)のどちらとも異なる「第三のヒスイ」として知られるようになり、 「日高ヒスイ」という名が定着していきます。
発見からおよそ数年で採掘は終息し、現在では新たな採掘は行われていない、大変稀少な貴重な国産石となっております。

ペンケユクトラシナイ川

日高ヒスイの原石

勾玉に加工した日高ヒスイの原石

上記の画像は今回の勾玉製作に使用した原石の現物です。
緑の濃淡や黒の脈といったアクセントが織りなす景色は、まるで自然の深い森や苔むす地形を映したよう。
強い光を当てるとわずかに透過性を持つ部分もあり、日高ヒスイ特有の艶を感じさせてくれます。

新作として発売する勾玉用の原石のほとんどは僕が見つけて仕入れてくるのですが、今回原石の仕入れに関しては、僕は関わっておりません。

今回は店舗運営の責任者が原石を見つけ、弊社の玉人と共に店舗運営の責任者が買い付けに行き、仕入れてきました。
その店舗運営の責任者A氏からもらった買い付け秘話をお話させて頂きます。

原石との出逢い

去る2025年5月。
私は家族と共に北海道平取町にお花見を目的に訪れていました。
(北海道は桜の開花が遅く見ごろはGWなんです)

花見の帰路の途中。
「北海道産天然石卸売店」なるものを発見。

「何か良いものはないだろうか?」

そんな気持ちでお店に入りました。
お店の中は店内外所せましと北海道産の原石が・・・・
水晶、青虎天眼石、十勝石・・・様々な原石がありましたがその中でひときわ目を引いたのが、そう!

「日高ヒスイ」だったんです。

勾玉に加工した日高ヒスイの原石

この「蒼」とも「碧」とも言えない色味。

「勾玉にしたらきっと色んなお客さまが喜んでくれるのではないか?」

現場のみんなが

「コレなら売れる!」と思ってくれるのではないか?

そこからはもう職業病ですね・・・。
お店の人に「これって勾玉に加工出来ますか??」です笑
お店の方は様々な原石を見せてくださいました。

日高ヒスイの原石

流石にこの原石は130キロあったので難しかったです・・・・!!
(今回購入したのは15キロの原石です)

出雲型勾玉への加工

勾玉に出来たら素晴らしいだろうな・・・・

そう思いつつも原石は割ってみなければ中はどのようになっているかわかりません。

・原石の中がどうなってんの?
・ほんとに勾玉に加工できるの?

勾玉の加工については、勾玉を製作してくれている方から「やったことない石種ですが、チャレンジしてみましょう」との返事を頂きました。

続いての問題は選んだ原石は中までちゃんと緑色できれいなのか?
外から見ると本当にきれいなグリーン・・・だけど原石を割って中を見たら大ハズレ・・・なんてことはあってはなりません。

しかし、原石の中まできれいなグリーンの原石を選ぶ・・・そんなことはできません。

という事で弊社の玉人が北海道まで来てくださり「中までちゃんとグリーンな原石を目利き」する為、玉人を連れて平取町へ。
これは?あれは?と玉人に原石を選んでいただきまして、その原石で出来あがった勾玉が・・・

今回出来上がった勾玉たちです。

良かった・・・!!ホントに良かった!!
中までちゃんと綺麗なグリーンでした!!
しかも部位によって個性もかなりある!
(無地のグリーンから原石エメラルドのような黒い模様が入ったものまで様々・・・!)

日高ヒスイの産出地について

この日高ヒスイは北海道日高町の「ペンケユクトラシナイ川」というところで産出されたもの。
・・・すごい名前の川ですよね(笑)

これはアイヌの言葉
ペンケ→上流の
ユク→シカ
トラシ→登る所
ナイ→川・沢

直訳すると「上流にある鹿が登る沢」という意味になります。
ちなみに「パンケ」が「下流の」を意味し、ペンケユクトラシナイ川の下流には確かに「パンケユクトラシナイ川」
という川がありました(笑)
この神秘的な緑が眠っていた沢をこの目で確かめに行きたい。
そう思いたち、後日、この「ペンケユクトラシナイ川」を遡行してみようと現地に赴きました。

う~~ん・・・
緑っぽい石は沢山あり、どれが「日高ヒスイ」なのか・・・
それを知ることは出来ませんでしたがこの人里離れた土地で悠久の時を経て
「勾玉」というお守りに生まれ変わった事をとても感慨深く思っています。

商品紹介

それではここからは商品のご紹介です。
まずは通常グレードの30ミリサイズから

★【数量限定】日高ヒスイ 出雲型勾玉 30ミリ① 16,500円(税込み)★
オンラインショップにて販売中!!

しつこいようですが、日高ヒスイはヒスイではございません。ダイオプサイドを主成分としてサーペンチンやクローライトを含んだ岩石です。
しかし、この勾玉の緑の輝きと緻密な質感を見ていると確かにヒスイのような印象を感じさせてくれますね。

さらに、同じものが2つとない模様もこの日高ヒスイの魅力を引き出しているように感じます。
今回出来上がった勾玉には2つのタイプがございます。
ほとんどのタイプは上の1番のような模様を楽しむタイプの日高ヒスイです。
そして、もう1つのタイプは下の⑤の写真のように比較的均一な色味をしているタイプです。

★【数量限定】日高ヒスイ 出雲型勾玉 30ミリ⑤ 16,500円(税込み)★
オンラインショップにて販売中!!

はっきり言ってこの両者のタイプはそれぞれに魅力があり、甲乙つけがたい勾玉となっています。
そのため、特にグレード分けをせずにお好きなタイプの勾玉を選んでいただけるように同じ価格での販売とさせて頂きました。

こちらのタイプのグリーンカラーは控えめながら、自然の力強さのような魅力を感じさせてくれるから不思議です。

日高ヒスイのラインナップ
30ミリ 16,500円(税込み)はこちら
20ミリ   6,380円(税込み)はこちら
16ミリ   3,850円(税込み)はこちら
10ミリ   2,200円(税込み)はこちら

続きまして、Bグレードのご紹介です。

★【数量限定】日高ヒスイB 出雲型勾玉 30ミリ① 11,000円(税込み)★
オンラインショップにて販売中!!

・通常グレードとBグレードの違い
「ヒスイ」のイメージはやはり緑色。
そのため黄色や茶色みが目立つものはBとしています。
基本的に黒い共成鉱物については模様を個性と考えてグレードを分けていませんが、グリーン感が感じられないほど黒が目立つものに関しましてはBグレートとしています。

★【数量限定】日高ヒスイB 出雲型勾玉 30ミリ② 11,000円(税込み)★
オンラインショップにて販売中!!

上の2番の勾玉も表から見ると綺麗な緑色をしていますが、反対側ややや茶色くなっています。
そのためBグレードとしていますが、ピザのハーフ&ハーフみたいに両方楽しめる欲張りな日高ヒスイみたいで面白いですね。

日高ヒスイBグレードのラインナップ
30ミリ 11,000円(税込み)はこちら
20ミリ   4,180円(税込み)はこちら
16ミリ   2,530円(税込み)はこちら
10ミリ   1,650円(税込み)はこちら

オンラインショップではここでは紹介しきれない程、たくさん取り扱っておりますので、ぜひとも下記のリンクより特集ページをご覧いただけますと喜びます。

日高ヒスイ出雲型勾玉の特集ページはこちら>>

ここからは余談です。

あまり関係ない話なのですが、日高町と聞くと「ドキッ」としてしまいます。
なぜなら僕の生まれ故郷も日高町だから・・・
といっても北海道の日高町ではなく、兵庫県に以前あった旧城崎郡日高町(現豊岡市)なんですけどね。

地方ではよくあることかも知れませんが、実家に帰るたびに街がどんどん寂れていく感覚を覚えてしまいます。
神鍋高原や阿瀬渓谷など自然豊かで素晴らしいところなので、是非遊びにいらして下さいませ。

アップかんなべの北壁で空を飛ぶ人

アップかんなべの頂上付近にあるブランコ

このブランコは空に向かって飛びだすような気持にさせてくれます。
(2年くらい前の写真なので、今あるかは分かりません。あと、よく見ると座るところがリフトですね。)

ちなみに、全国で唯一生き残っているバーガーシティもありますよ。
創作バーガーが色々あって日高の特産でもある栃餅が入った栃の実バーガーというかなりパンチの効いたハンバーガーもあります。僕は栃餅が好きなので、美味しかったです笑 (今もあるか分かりませんが・・・)

最後までご覧頂きありがとうございました。

シェアする

シェアする

フォローする

フォローする

シェアする