こんばんは。
サルオです。
昨日に引き続き希少な天然石を紹介させて頂きます。
昨日の原石は水晶結晶の形状と共成が織りなすレアパターンがその”希少性”となっていましたが、今日紹介する天然石は”その存在”自体が希少な鉱物ですよ。
それでは希少鉱物グランディディエライトのブレスレットを紹介させて頂きます。
★【限定1本】グランディディエライト ボタンカット 6ミリ ブレスレット 内径:約17cm 25,300円(税込み)★
オンラインショップにて販売中!!
冒頭で「希少鉱物」と書きましたが、いささか疑問に思っていることがあります。
と、いうのもこのグランディディエライトは世界で最も希少な鉱物の一つだと言われていますよね。
しかし、
その割には市場にちょこちょこ出回ってない?
ということです。
そんなところを深く突っ込まない方がいいかも知れませんが、数年前から出回るようになり、出始めの頃は「そうなんだ!」って思っていました。
そして、よく見かけてもこの先はすぐに市場から姿を消すんだろうなと思って早数年・・・
未だに市場に新しいものが出回り続けていますよね。
と、いうことで、今のグランディディエライトの状況について調べたことを考察してみましたので、お付き合い頂けますと喜びます。
★【限定1本】グランディディエライト ボタンカット 6ミリ ブレスレット 内径:約17cm 25,300円(税込み)★
オンラインショップにて販売中!!
グランディディエライトの歴史
グランディディエライトは1902年にマダガスカルの南部で発見され、フランス人の探検家で自然史を研究していたAlfred Grandidier(アルフレッド・デランディジャー)にちなんで命名されたそうです。
その後グランディディエライトは2014年5月にマダガスカル南部トラノマロの村から約15 kmのところから発見され、2014年5月から2016年3月の間に、800 kgの原石が採掘されました。
また、2017年にも程近い鉱山からグランディディエライトが採掘されているそうです。
グランディディエライトの原石
グランディディエライトの軌跡
2015年11月に世界的な経済誌であるForbesで公開された「世界で最も高価な宝石12選」に選ばれる。
その中でグランディディエライトの価格が1カラットあたり最大20,000ドル(日本円で約300万円)とされ、非常に希少で高価な宝石の一つとして紹介されました。
宝石オークションサイト「Mineral Auctions」では、グランディディエライトが『Mining Global』の「地球上で見つかったトップ10の最も希少な宝石」リストで第7位にランクインしたと紹介される。(いつの記事か不明)
以上のことから、これらの記事が出されたのはマダガスカルでグランディディエライトが新たに発見されだした頃と一致するように感じます。
つまり、ほとんど世の中に知られていない存在だったグランディディエライトが2014年に新たに発見されたことで、認知が広がりメディアで取り上げられるようになったものと思われます。
★【限定1本】グランディディエライト ボタンカット 6ミリ ブレスレット 内径:約17cm 25,300円(税込み)★
オンラインショップにて販売中!!
かといってこの先も安定して供給され続けるかというとこればかりは分かりません。
特に、現状まとまった量を算出しているのがマダガスカルに限られているということです。
このように産地が限定されている鉱物はその周辺の鉱山からグランディディエライトが枯渇すると新しいものが急に出回らなくなる可能性が大いにあるのです。
最近本当に見かけなくなったデュモルチェライトインクォーツもそうですよね。
グランディディエライトもそうならないとは言いきれないように感じます。
ところで、グランディディエライトが「希少な宝石」「高価な宝石」と言われる一番の要因は透明感のある高品質なものがほとんどないからだと思われます。
今日紹介しているようなタイプはすごく高価!とは言えない価格になっているのはそのためだと考えられますが、このような品質のものでさえ、この先はどうなるのか分からないので、珍しいものをコレクションされたい方にはぜひおすすめしたい一品でございます。
最後までご覧頂きありがとうございました。