エンジェルフェザーフローライトについて

こんばんは。
サルオです。

もうすぐゴールデンウィーク。
旅行したいけど、どこに行っても大渋滞なんだろうなぁと思うと気が引けてしまいます。
羽でも生えてれば渋滞に巻き込まれずにどこでも行けるのに・・・なんと夢のようなことを想い浮かんでしまいます。

そういえば、鉱物に羽がついているものがあるのをご存知でしょうか。
今日はその代表格でもあるエンジェルフェザーフローライトを紹介させて頂きます。

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エンジェルフェザーフローライトとは

エンジェル(天使)フェザー(羽)フローライト(蛍石)
つまり天使の羽を連想させる白い羽根状の内包物が入ったフローライトに対してつけられた通称名です。

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写真を見ると扇状の白い内包物がまさに羽根のように見えますね。

そして、この白い羽根のような形状をした内包物はバライト(重晶石)や石英だと言われています。
数年前にエンジェルフェーザーフローライトを鑑別に出したときは内包物は「バライト」として結果が出たので、おそらくこの羽根部分もバライトの可能性が高いように感じます。

その羽根状のバライトの結晶がフローライトの成長過程で取り込まれて、このような特徴的な模様となっております。

神秘的な輝き

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フローライトは下から光を当てるととっても幻想的。
寝室のライトとして使うととっても雰囲気が良くていいですね。

フローライトの共成鉱物について

このフローライトの丸玉にはバライト以外の共成鉱物が見られます。

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黒く丸い形状の鉱物が内包しているのが分かります。
何が入っているのか見るために光を当てて、ルーペで観察すると・・・

フローライトのクラックが光を反射してフローライトの中に内包しているものがどのような光沢をしているのか分かりませんでしたが、表面に出ている小さい粒は光を反射し黄金色をしていたため、おそらくパイライト(黄鉄鉱)ではないかと思います。
結晶の構造的に四角形をしていたらガレーナ(方鉛鉱)の可能性もあったかと思いますが、x10のルーペで見る限りそこまではっきりとした結晶の形は見られませんでした。

余談ながら、フローライトと方鉛鉱と言えば・・・

ローマ帝国を衰退させた方鉛鉱

古代ローマ帝国はワインを入れる容器として見た目が美しいフローライトを使用していたそうです。
そして、そのフローライトの産地は方鉛鉱の産地でもあり、そこで産出された方鉛鉱から生成された鉛はローマ帝国の水道管として使用されておりました。
諸説のある話ではありますが、この水道管として使用されていた鉛が古代ローマ人の飲料水に混ざり、鉛中毒を起こしていた可能性があるそうです。

そのため、ローマ帝国が衰退した影の主役として方鉛鉱が語られるようになったそうです。

もちろん標本として鑑賞する分には何の問題もございませんから、ご安心下さいませ。

ブルガリア産ガレーナの結晶

最後に超余談ながら、天使の羽根が生えた蛍をイラストにしてみました。
生き物としてエンジェルフェーザーフローライトが存在したらこうなるのかな?という遊び心だけで作ってみました。(生成AIが)

これを1分くらいで書いてしまうんだからChatGPT恐るべし

最後までご覧頂きありがとうございました。

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