トゥース☝
こんばんは。
テンションが上がっているサルオです。
今日は午前中からバタバタでした。
と、言いますのも良さそうな勾玉用の原石が見つかったんですよね。
取り置きは出来ないから、社内稟議を大急ぎで作成し通しておりました。
まだ、仕入は交渉中なので買えるか分かりませんが、ガーネットの勾玉をぜひ実現させたいと考えております。
ちなみに、サプライヤーからもらった原石の動画を見る限り紫色感があったのでロードライトガーネットと呼べるものだと、なお嬉しいです。
それでは本日は特殊なアメジストを紹介させて頂きます。
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定番のアメジスト勾玉の中に稀に模様がが入ったものがございます。
そして、紫一色ではないところからBグレードのアメジストとしてアウトレット価格で販売させて頂いております。
そのような白い模様の入ったアメジストは白い帯の入り方にもよりますが、名前がついているのをご存知でしょうか。
その名前は「ドッグトゥースアメジスト」です。
または「シェブロンアメジスト」とも言います。
または「バンデッドアメジストとも言います。
または「ケープアメジスト」とも言います。
異名あり過ぎでしょ~!!
ここからは推測です。
以前はこのような白い模様は不純物として考え、アメジストの品質を下げるものと思われていたのではないでしょうか。
しかし、この特殊な模様の入ったアメジストに付加価値をつけるために様々な人が動じた自発的に名前を付け始めた。
そのために、このようにたくさんの名称が出来たものと思われます。
ここからはそれぞれの名前の由来についてお話したいと思います。
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ドッグトゥースアメジストという名称について
ドッグトゥース、英語を日本語にするとドッグ(犬)トゥース(歯)です。
つまり、アメジストの中に入っているこのような白く尖った形のファントム上の模様を「犬の歯」を連想してドッグトゥースアメジストと名付けられたようです。
シェブロンアメジストという名称について
シェブロン(chevron)とは、V字型もしくは逆V字型のモチーフを指す英語です。
また、連続して重ねられた鋭角の帯状パターンもシェブロンと呼ばれるそうです。
具体的に見るとこのような模様です。
犬の歯よりはアメジストっぽい模様に見えますかね。
ケープアメジストという名称について
南アフリカ共和国のケープというところに鉱山が集まっている場所があり、そこで白い縞模様のあるアメジストが産出され欧米の市場で人気になったそうです。
そのため、産地にちなんで白い縞模様のあるアメジストのことを「ケープアメジスト」と呼ぶようになったそうです。
バンデッドアメジストという名称について
「バンデッド」はバンドになったという英語です。
ここでいうバンド(band)とは「帯」という意味です。
つまり帯状の模様をしたアメジストがバンデッドアメジストになるのです。
以上の4つのアメジストを正確に区別して販売されているところは少なく、全てごっちゃになってしまっているように感じますが、意味を見てみると正確にはそれぞれ性質が異なることが分かりましたね。
ちなみに、アメジストの白い部分はアメジストと同じ成分である石英です。
アメジストは微量な鉄イオンにより紫色に発色していますが、鉄分を含む鉱液と含まない鉱液が交互に交互に供給された結果、ファントムクォーツのような成長の過程が縞模様になって現れるようになったそうです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。