こんばんは。
サルオです。
今日も雪が降り続く~♪
細かい雪が降っている時に遠くの景色を眺めていると、まるでミルキークォーツを見ているかのようなモヤがかかっているように見えますよね。
今日の外もそんなイメージ。
そんな日に露天風呂に入るとさぞ気持ち良かろう・・・と思いながら、
本日はミルキークォーツを紹介させて頂きます。
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今日のミルキークォーツはただのミルキークォーツではございません。
なんと、後ろから光を当てるとスター効果が現れるミルキースタークォーツなのです。
下の写真はこのビーズに後ろから光をあてたものです。
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はっきりと六条線のスターが見えますよね。
ちなみに、上から光を当てた時にはこのようなスター効果は見えませんが、
ビーズ越しに後ろから当てた光を透かして見た時のみこのスター効果が表れるのです。
後ろからスターも表から光を当てて見えるスターもどちらも要因は同じで非常に小さいルチルの内包によるものです。
そういえば3週間前にもスターについて書いてましたね。
その時はディープスターローズクォーツで表から光を当てた時に見えるタイプのスターでした。
表から光を当てた時に見えるスター
(石種はローズクォーツ)
どちらのスターも水晶に細かいルチルの内包が要因でスターが見えているのに、その違いはどこにあるのでしょうか。
その前にミルキークォーツとローズクォーツの関係もお話しなければいけませんね。
ミルキークォーツとローズクォーツはお互いに姉妹のような関係です。
と、いいますのも、どちらも水晶の中にチタン(Ti)のコロイド粒子が入り込んでいるものです。
このチタンが入ることで水晶が乳白色のミルキークォーツになります。
そして、ピンク色に色づくかどうかは、この石の周辺環境によって決まります。
この石が形成される過程で周囲の岩石からの自然の放射線等でピンク色に着色されるのですが、そのような環境にない場合はミルキークォーツのままとなります。
そして、水晶が形成される過程で過剰に取り込まれたチタンの一部がチタンを主成分とする鉱物であるルチルとなって晶出され、スター効果を生み出すのです。
(※その詳細については2025年2月8日のブログをご覧頂けますと喜びます)
ちなみに、ローズクォーツも今回紹介しているミルキークォーツのように後ろから光を当てることでスターが見えるタイプも多く存在しています。
後ろから光を当てるタイプのスターローズクォーツ
そして、表からスターと後ろからスターの違いについてですが、ちょっと難しいのですが、
水晶の中に入っているルチルの骨組みが長く立体的な場合、後ろからスターになるそうです。
イメージとしては透明感が高い方ものほど「後ろからスター」になりやすい印象があるので、全体的に広く細かくルチルが入っている場合「後ろからスター」になるということですかね。
ちなみに、先ほどより「後ろからスター」「表からスター」と書いていますが、分かりやすいようにそのように書かせて頂きましたが、それぞれ正式名称もございます。
後ろからスター・・・ダイアステリズム(透過光でのスター)
表からスター・・・エピアステリズム(反射光でのスター)
これが言えた方がかっこいいので良ければ覚えておいて損はないかと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。