いよいよ明後日は出雲大社の神等去出神事ですね。
あっという間に神在祭が過ぎて学生の頃の夏休みが終わりに近づいてくるような気持ちになりますが、こちらの記事を読んで頂き神等去出神事をご覧頂くときっと楽しみが増えるのではないかと思い、再掲載させて頂きます。
出雲大社に来ることが出来ない方もきっと楽しんで頂ける内容になっておりますので、是非ご覧頂けますと幸いです。
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今年の出雲大社の神在期間は大変多くの参拝の方々で賑わいました。
出雲大社の神職の方も御自身のSNSで「本殿遷座祭の年に近い賑わい・・・」と上げていらっしゃいました。あちこち長蛇の列でした!(^^;)
写真は11月20日(土)の様子。

祓社に並ぶ行列。

素鵞社に並ぶ行列(゜゜;)参拝の為でもあるようですが社殿下の「御砂」と
稲佐の浜から持ってこられた砂の交換のために並ばれているようです。
神社は並ばずに空いている所からもしくは離れた所から参拝して次の方を促すようにします。
階段等が危険で、きちんと並ぶ指示がある神社や、混みすぎて進めない時は流れに身を委ねますが、基本並びません。
祓社では私は先頭まで行き、拝殿の前、離れたとこから参拝し先に進みました。素鵞社も、石段を降りる方がいない事を確認してから上がり、端の方で参拝してきました。
お賽銭は空いているお賽銭箱にまとめて入れてしまって構わないそうです。まあ、どうしてもお社の正中で参拝したいという場合は、並ばなければいけないかもしれませんね(^^;)
今のご時世、並ばれて長い行列を作るとどうしても密になりますので並ばず参拝された方が良いと思います。
出雲大社も考えられたようで、祓社のお賽銭箱を社殿前に出すことで参道から参拝するように工夫してました。

また、警備の方が賽銭箱の前で「右側の空いている所から参拝ください!」と、並ばれる方々を誘導していましたね。
さてさて。
去る11月21日(日)は早朝に万九千神社の神迎祭がありました。同日の夕刻に出雲大社の神送り、神等去出(からさで)神事が営まれました。出雲大社から八百万の神々がお立ちになる神事です。
この日は出雲大社の前に佐太神社の参拝をしておりました私、なんとか神等去出祭の開祭まで間に合いました。すでに八百万の神々の宿泊のお社、十九社の正中から人払いがされ、お賽銭箱も脇に寄せてありました。

写真の十九社は東の十九社。出雲大社を基準に、出雲大社より東にある神社にいらっしゃる神様がお泊りになるお社だそうです。昨晩が最後のお泊りだったわけです。
開祭を前に神職さんから「手を合わせ八百万の神様をお送りください。」とありました。昨年には無かった事です。
十九社に取り付けられた榊。

麻ひもが施してあります。神々がお越しになってから約一週間。丸まった榊の葉が
時が経ったのを物語っています。あっという間の一週間。間もなく八百万の神々が出雲大社を離れます。
16時を回りました。神官たちがやってこられました。
二拝四拍手一拝。

一人の神官が十九社正中の扉から中へ。他の皆さんは絹の垣根で覆います。


神様が宿るヒモロギが出され祭祀が斎行される拝殿へと絹垣がしずしずとゆっくり歩を進めます。


拝殿に東西の十九社からヒモロギに宿られた八百万の神々が集われ祭祀が進みます。
私は来る瞬間にそなえ、八足門前へ。それにしても人が多いですね!拝殿前にはぐるりと人の渦。

八足門前の端で参拝の邪魔にならないようしばらく待機です。昨年、このタイミングで
「彩雲」を見つけましたのでキョロキョロ (゜▽゜)

・・・うっすらありました!カメラで写すのですが収まらない(泣)解りますでしょうか?

しばらくして、神職さんが一人、人混みに紛れるようにやってきました。

八足門から瑞垣の中に入られます。

そして玉垣の門のところで時を待ちます。

拝殿の中から響く神楽。その瞬間がやってきました。


扉を勢いよく叩かれ「お立~ちーーー!」と声をあげます。これを三回繰り返します。
八百万の神々に去られるタイミングをお告げする所作です。
無事に送り出した神官は一礼して拝殿へ戻っていきます。


周囲の皆さんは大役を果たした方と理解されているのでしょうか?
していない雰囲気ですね(^^;)
陽は建物の向こうへ隠れ、空には厚かった雲が散らばる様に広がっています。雲が散らばる様相は八百万の神々が祀られている神社にお帰りになる、そんな風景でしょうか?

神等去出祭が終わり、
宿泊のお社、十九社の扉が閉じられ
鍵が掛けられていきます。

向かって右から順番に、そして正中の扉を残し左端まで閉じれます。

そして一番最後に残された正中の扉が閉められます。鍵が掛けられ来年の神迎まで閉じられたままでます。

八百万の神々は、出雲大社を出られましたがまだ、出雲に残っていらっしゃる神様もいるそうで、出雲大社は今月末の11月30日、二回目の神等去出祭を斎行されます。残っている神様から、お帰りになってもらう神事なのだそうです。
本日もお付き合いくださって
ありがとうございます。
またの更新をお楽しみに。
ご自愛くださいますように。