ミントグリーンフローライトの出雲型勾玉

こんばんは。
カキ超好きなサルオです。
これからカキのシーズンの到来ですよね。
考えただけで嬉しくなってしまいます。

それではミントグリーンカラーをしたフローライトの勾玉の開発秘話を含めながらご紹介させて頂きます。

このミントグリーンカラーのフローライトはオンラインショップ限定販売ですが、店舗取り寄せも可能ですので、気になった勾玉がございましたら店舗スタッフまでご相談下さいませ。

★ミントグリーンフローライト 出雲型勾玉 30ミリ① 13,200円(税込)★
オンラインショップにて販売中!!

フローライトの和名は「蛍石」
この名前からも石自体が光りそうな印象がありますが、実際は紫外線を当てなければ蛍光しません。

しかし、強いブラックライトを当てなくても蛍光しているかのような不思議な明るさをもっているように感じませんか?
この不思議な色味のフローライトはグリーンフローライトともブルーフローライトとも違うように感じます。

そのことから最初は勝手に「パライバカラーのフローライト」なんて勝手に名前を付けてしまいました笑
もちろん正式採用はしておりません。

ご参考までにパライバトルマリンの画像を付けさせて頂きます。

パライバトルマリンのルース

ここからはこのミントグリーンフローライト勾玉が作られた経緯と全店販売にはならず、オンラインショップ限定販売になった理由をお話させて頂きます。

きっかけはインスタライブでお馴染みの弊社バイヤーである”テンちゃん”と”ジョンさん”が国内の展示会で見つけてきたフリーカットのフローライトがきっかけでした。

そのフローライトの色がまさに、上の写真にあるパライバトルマリンのような色味のフローライトでした。(※比べて見ると違うかもしれませんが)

テンちゃんとジョンさんが見つけたパライバカラー(仮)のフローライト

「この色味のフローライトで勾玉を作りたいのですが、原石を探してもらえますか?」
とこのサンプルを僕のところに持ってこられたのがきっかけです。
ちなみに、この購入元はほとんど原石を持っていないとのことでした。

基本的に原石を探して勾玉加工のための段取りから入荷・検品作業、値入案の作成までが僕の仕事ですので、まずは原石探しから。

勾玉を作製するためにはある程度まとまった量の原石が必要となりますので、基本的に海外のサプライヤーに依頼して原石を探します。
今回探したの中国です。

中国はフローライトの産地が多く、また、良質なフローライトが多く産出されています。
以前(ドラマ”VIVANT”の中でもありましたが)、フローライトは半導体の原料になるため、中国でも天然石市場の方には出回らなくなっているという噂を聞いたことがあり、確かに定番ビーズなどは手に入れにくくなっていますが、まだまだ産出量は豊富にあります。

しかし!

この色味のフローライトは本当に難しい・・・

見つけるのに4~5か月くらいかかりましたかね・・・
見つからなかったのにはちょっとした理由もあるのですが、見つかった原石がこちら

中国の甘肃省産のパライバカラー(仮)フローライト原石

中国の甘肃(かんしゅく)省産のフローライトです。
そして、今回はこの原石を使って勾玉に加工致しました。

実はこのネオングリーンともいうべき色味のフローライトは高温処理によってこの色合いにしているそうです。「加熱処理」ではなく「高温処理」なので違いがあるのか、具体的な処理方法については企業秘密で教えてもらえませんでした。

しかし、品質を大きく変える処理ではないこと、酸などの薬品はもちろんのこと、染料を使った染色などはしていないとのことで、勾玉を作ることに致しました。

といっても、大量に作れるものでもなかったこと、出来上がった勾玉が意外と定番のグリーンフローライトの勾玉と大きく色味が違うわけではなかったことから、インスタライブとオンランショップでの限定販売とさせて頂きました。

そして、パライバカラー(仮)という大それた名前は使用せずに「ミントグリーンフローライト」としての発売となりました。

ちなみに、ブラックライトを照射するとこのように蛍光します。

★ミントグリーンフローライト 出雲型勾玉 30ミリ① 13,200円(税込)★
オンラインショップにて販売中!!

ミントグリーンフローライトの勾玉は16~30ミリサイズがございますので、宜しければ商品ページをご覧頂けますと喜びます。

>>ミントグリーンフローライト出雲型勾玉はこちら

ここからは余談です。

人生で初めての宮島に行ってまいりました。
思えば小学生の時に修学旅行で行くはずでしたが、直前の台風の影響で厳島神社への参拝が出来なくなり、行く機会を失っておりました。

宮島に行くきっかけは先々週に出雲大社のすぐ近くにある弥山(みせん)という山に登ったこと、そして、その翌週に大山に登ったことです。
大山の人が登っても良い最高峰の山が弥山(みせん)なのです。実際は大山の三鈷峰の方に行っていたのですが、弥山(大山)にはこの2年くらいの期間で3度登ったことがありました。

余談ながら大山の最高峰は剣ヶ峰ですが、現在は立入禁止になってます。理由は超危険だから!というのもありますが、人が登ることで山が崩落する可能性があるため、自然保護を目的として立入禁止になっております。

そして、インターネットで「弥山」と調べると宮島の「弥山」が出てくるではありませんか!

ということで、登らなしゃーない!ということで、
三週連続「弥山」に登山と題して登ってきました。

弥山(宮島)山頂付近

せっかく山頂までやってきたので、神話好きの僕にとっては奥の宮も参らねば!と思い、宗像三女神(スサノオとアマテラスの誓約によって生まれた女神)が祀られる厳島神社の奥宮にも参拝してきました。
ここは宗像三女神がそれぞれ祀られていると思われるお社が三つありました。

そして、宮島と言えば、歴史好きで大河ドラマ「毛利元就」の影響を少なからず受けている僕にとっては絶対に行きたい場所がありました。

それは博奕尾(ばくちお)

この博奕尾から要害山までどれくらいかかるのか調べるために

「この戦はもはや打ち勝った!」と叫び
(まわりに人は誰もいない)

山を走って駆け下りました。

途中までは人が全くいませんでしたが、山道から舗装された道に出ると人が多くなり、途中から周りの人の迷惑を考えて歩きましたが、約20分くらいで要害山までたどり着きましたとさ

最後までご覧頂きありがとうございました。

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