こんばんは。
サルオです。
島根県に世界遺産があるのはご存じですか?
2022年に阪急交通社が調べた日本の世界遺産知名度ランキングによると、島根県にある「石見銀山遺跡とその文化的景観」は25か所ある世界遺産の中で13位でした。
それだけ見ると「まぁ悪くない」順位ではありますが、知名度は32.4%でした。
つまり、日本人の約3人に1人しか石見銀山が世界遺産だと認識している人がいないそうです。
個人的には思ったよりも「かなり少ないな~」という印象です。
が、このように自分の中では当たり前でも他の人に知られていないことはありますよね
正直に話します。
僕はブラッドストーンが誕生石という認識はございませんでした。
2021年12月、63年ぶりに全国宝石卸商協同組合が新しく誕生石を改定したというニュースは、まだ覚えのある人も少なくないかと思います。
ブラッドストーンもその時に新たに誕生石として加わった宝石で、
そのことを2021年に僕自身がブログに書いていたのに忘れているとは、恥ずかしいです。
誕生石はいわば宝石界の一軍です。
自身への反省も込めて本日はブラッドストーンを紹介させて頂きます。
★【限定1本】ブラッドストーン 13ミリブレスレット 内径:約17.5cm 12,100円(税込)★
オンラインショップにて販売中!!
一般的なブラッドストーンはヘマタイトを含んだ緑色の碧玉(ジャスパー)です。
そのヘマタイトが赤い点となり「血」を連想することからブラッドストーン(和名:血石)と呼ばれています。
ヘマタイトは通常もっとメタリックなイメージがありますが、この場合、純粋なヘマタイトがジャスパーに内包されているわけでなく、ジャスパーの成分である石英と交じり合うことで、ヘマタイト本来の色である赤味がでるようです。
このブラッドストーンという石は古くから海外では特別な石としされてきました。
例えばこのような逸話があります。
★【限定1本】ブラッドストーン 13ミリブレスレット 内径:約17.5cm 12,100円(税込)★
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イエス・キリストがゴルゴダの丘で貼り付けにされた時、十字架の下にあった緑色の碧玉にキリストの血がしたたり落ちてそれ以来、真っ赤な斑点が生まれたと信じられました。
そういったこともあり、中世のキリスト教徒の間で貴重視された宝石であったそうです。
また、古代のエジプトではこの石の粉末を止血剤として使っており、兵士たちは競ってこの石の粉を身に着けて出征していったそうです。
これは現代の感覚だと止血に効果が無いように思いますが、古代の人の感覚ではこの「血」を連想させる石から神聖なものを感じたのではないかと思います。
★【限定1本】ブラッドストーン 13ミリブレスレット 内径:約17.5cm 12,100円(税込)★
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今まで黒に近い緑色をした部分をジャスパー(碧玉)として紹介してきましたが、今日紹介しているブラッドストーンは碧玉にしては、透明感を感じる物が多く、石英質に近いように感じます。
両者は同じ成分ですが、内包物であるおそらくクローライト(緑泥石)の量によって透明感が変わってきますので、このブラッドストーンはクローライトがやや少なめなのかな?と感じます。
その分、わずかに透明感を感じるタイプのブラッドストーンですよ。
最後までご覧頂きありがとうございました。